【当事者の声】在宅で呼吸リハビリに励む80代男性・Yさん|える訪問看護ステーション

みなさんこんにちは、リハノワのかわむーです!

今回は、大阪府門真市にある「える訪問看護ステーション」の訪問リハビリに同行し、在宅で呼吸リハビリに励まれているYさんを取材しました。

本記事では、Yさんの実際のリハビリの様子やご本人の声を紹介します。

※ 重症患者を在宅で積極的に看る「える訪問看護ステーション」の記事はこちら

Yさんとリハビリ

Yさん(80代)

元自衛官のYさん。60代の頃から動く時に息切れを感じるようになり、病院にかかったところCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と診断されました。次第に息切れ感が強くなり、2年前にHOT(在宅酸素療法)を導入しました。現在は、動かない時は2L/min、動く時は3L/minの酸素を使用しながら生活しています。病院の医師から訪問リハビリの提案があり、2022年9月よりえる訪問看護ステーションで週2回の呼吸リハビリを行っています。

在宅呼吸リハビリの実際

かわむー
かわむー

現在、実際にYさんがご自宅で取り組まれているリハビリメニューを教えていただきました。


・頸肩部リラクゼーション
首や肩周りの筋肉が凝り固まりやすいため、筋肉をほぐすリラクゼーションを受けます

・呼吸練習
動く時も動かない時も、自然で楽な呼吸ができるようにポイントを教わります

・薬剤の確認
吸入薬をはじめとした各薬剤がきちんと使用できているか、定期的に確認を行います

・動作指導
日々の生活の中で少しずつできることが増えていくように、動作と呼吸状態を確認します

・歩行練習
連続で歩ける距離が伸ばせるように、体力をつける運動や歩行スピードを覚える練習などを行います

まずは体調や肺の状態をチェックします。
肺の上部から下部まで、丁寧に聴診しています。
頸肩部リラクゼーション。肩甲骨の周りの筋肉を中心にほぐします。
薬剤の確認。吸入薬が上手に吸えているかチェックを行いました。
歩行中に息を止めないことやスピードが早くなりすぎないことをポイントに、歩く練習を行います。


Yさん
Yさん

リハビリを始めるまでは、息切れのためにあまり長く歩けなかったのですが、今は休憩しながら少しずつ長い距離を歩けるようになりました。

その結果、病院への通院手段が変わりました。以前は家の前までタクシーを呼んで移動していましたが、現在はバスを利用して通うことができています。

家からバス停、バス停から診察室までも結構距離はあるのですが、問題なく通院できるようになりました。

その他、以前は息が切れてできなかった庭の草むしりやお風呂も、苦しくなく行えるようになりました。


かわむ
かわむ

リハビリをすることによって、日常生活の選択肢の幅が広がっているのですね…!とても素晴らしいです。

える訪問看護ステーションが提供する呼吸リハビリは、生活の質(QOL:Quality of Life)に直結する様々な視点から目標設定を行い、リハビリプログラムが設計されていました。Yさんの性格や癖、嗜好なども加味した目標設定やオリジナルメニューは病院内ではできないことも多々あり、在宅で行うことの強みを感じました。

リハビリといったら「運動」をイメージする方も多いかもしれませんが、呼吸リハビリでは、肺などの呼吸器に障害が生じた患者さんが自立した社会生活を送れるように、呼吸の練習や薬を飲む練習、体力をつける練習など、呼吸器へのアプローチを主体とした様々な方法でリハビリを進めていきます。

在宅で行う呼吸のリハビリが、もっと広がってほしいと感じました。


暮らしの工夫

かわむー
かわむー

Yさんが日常的に行われている生活の工夫などもあれば教えて下さい。


Yさん
Yさん

私は、息が苦しくならないような温度調整を丁寧に行っています。

例えば、冬は暖房を使いますが、温かい空気によって苦しさが増すこともあるんです。そのため、冬でも扇風機を使いながら部屋の温度調整を行っています。

その他、私は身体に少しでも変化があると不安になりやすいのですが、不安による息苦しさがコントロールできるように、「不安を落ち着かせる薬」を適切なタイミングで飲むようにしています。

薬を飲むタイミングは、訪問看護ステーションの方々と確認しながら、ちょっとずつ把握しています。

以前は不安も強く、月に一度は救急車のお世話になることもありましたが、訪問看護ステーションの方々が来るようになってからは一度も呼んでいません。「緊急時にはこうしたら良いですよ」ということを教えてもらい、感謝しています。

一歩ずつ前へ

かわむー
かわむー

最後に、今後のリハビリの目標があれば教えて下さい。


Yさん
Yさん

やっぱり、できるようになることが少しずつ増えると、嬉しいですよね。

家族が大勢集まった時には、以前みたいに麻雀がしたいです。

あとは、暖かくなったらもうちょっとしっかりと庭の草むしりがしたいし、今度は料理なんかにもチャレンジしてみようかと思っています。

サポートをうけながら、少しずつできるところからにはなりますが、チャレンジしたいですね。


かわむー
かわむー

Yさん、素敵な目標をたくさん教えてくださりありがとうございます。

一つずつ、確実にステップを登っていくことで、Yさんの暮らしがより豊かになることを心から応援しています。

Yさんが前向きにリハビリに励まれる姿は、同じようにリハビリをうけている方へのパワーにも繋がります。

本日は、貴重なお話をお聞かせ下さりありがとうございました。


事業所概要

■ 運営
株式会社える
代表取締役社長 河添有希さん

 創業
2021年10月

■ 開所
2022年5月

事業内容
訪問看護、訪問リハビリ

■ ビジョン
「患うことに起因する様々な憂いの連鎖の無い社会を実現する」

ミッション
「時流を読み専門性と人間性をもって真っ当に臨む」

■ バリュー
・必要十分な介入を行い、不必要な医療機関へのアクセスを防ぐ
・職員の自己犠牲に頼らない
・重症患者を積極的に看る
・対話する

■ 所在地問い合わせ
大阪府門真市元町8‐4アンシャンテ高宮1F

TEL:06-6991-8471
FAX:06-6991-8472

■ 関連サイト・SNS
HP(える訪問看護ステーション)
Instagram(える訪問看護ステーション)
Twitter(える訪問看護ステーション)


かわむー
かわむー

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代表・河添有希さん


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以上、今回は在宅で呼吸リハビリに励まれているYさんさんを紹介させていただきました。

一人でも多くの方に、Yさんの素敵な想いと魅力がお届けできれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともリハノワをよろしくお願いいたします!


かわむーでした。

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