【当事者の声】人工膝関節置換術後、デイサービスにてリハビリに励む金田みち代さん|P-BASE高橋店

みなさんこんにちは、リハノワのかわむーです!

今回は、愛知県豊田市のショッピングモール内にあるリハビリデイサービス「P-BASE高橋店」さんにお邪魔し、リハビリに励まれている金田みち代さんにお話を伺いました。

本記事では、金田さんの現在のリハビリの目標や実際のリハビリについてご紹介します。

※ リハビリデイサービス「P-BASE高橋店」の記事はこちら

金田みち代さんの歩み

金田みち代さん(70歳代)
愛知県出身。2年半前に人工膝関節置換術の手術を行い、退院後よりリハビリデイサービスP-BASE高橋店への通所を開始。P-BASEの旅行サービス「トラベルwithじぇぷと」を利用しながら、旅行を目標にリハビリに励んできた。現在は週に2回通所し、杖なしで歩くことを目標に身体機能の改善プログラムに取り組んでいる。

実際のリハビリ

かわむー
かわむー

金田さんは、膝の手術後よりデイサービスP-BASE高橋店に通われているとのことですが、現在はどのようなリハビリに取り組まれているのでしょうか?


金田さん
金田さん

現在通っているP-BASE高橋店は、ショッピングモールの中にあるため、リハビリの一環として買い物もできる「買い物コース」と3時間みっちりと運動する「運動コース」があります。私は、運動コースで週2回リハビリに取り組んでいます。

1つの運動を15分間実施したら、10分間の休憩があります。これを6セット行います。運動内容は、デイサービスの理学療法士の方が私の状態にあわせたものを作ってくれます。

現在は、以下のリハビリメニューに取り組んでいます。

1) レッドコードでの運動
2) コグニバイク
3) パラスポーツ・ボッチャ
4) マシントレーニング
5) レッドコードでの運動
6) 椅子体操

体調にあわせながら自分のペースですすめています。

マシントレーニング「ツイスト」で体幹の筋肉を鍛えます
認知トレーニングエルゴメーター「コグニバイク」は、頭と身体の運動を同時に行うことができます
集団での椅子体操
パラスポーツ「ボッチャ」

安心して旅行できる喜び

かわむー
かわむー

金田さんが、現在リハビリの目標としていることは何ですか?また、原動力となっていることもあれば教えてください。


金田さん
金田さん

今はひとり暮らしなので、食事の準備や洗濯など、最低限の日常生活が問題なくできることを目標にしています。

今は杖を使ってゆっくりとしか歩けないので、杖を使わずに、もう少し楽に歩けるようにしたいと思っています。そしていつか、ここで「買い物リハビリ」のコースを選択できるようになりたいです。(買い物コースは、要支援認定者を対象)

リハビリの原動力は、孫の存在でしょうか。孫に会うことを楽しみに、日々頑張ることができています。

ここに来ると、スタッフの方に優しい言葉をかけてもらえるので嬉しいです。今日はなんだか調子が悪いという日も、「身体がしんどいなか、ここに通ってこられただけでも素晴らしいことですよ!」と優しく声をかけてくれるので安心します。

私の主体性を大事にしながら、丁寧にサポートしてくれるスタッフのみなさんの存在が、大きな心の支えとなっています。


かわむー
かわむー

具体的な目標もあって素晴らしいです。買い物コースでリハビリできるのが楽しみですね。金田さんがP-BASEに通いはじめて2年半ほど経過したかと思いますが、リハビリを続けてきたことでできるようになったこと、選択肢が広がったことはありますか?


金田さん
金田さん

安心して旅行ができるようになったのは大きな変化です。P-BASEでは旅行のサービス(トラベルwithじぇぷと)も提供していて、旅行の企画からリハビリ、当日のサポートまでしてくれます。

旅行サービスを利用して、秋には静岡県の浜名湖へ行く予定です。施設内で希望者が5〜6人集まったら旅行が実行できるのですが、「鰻食べたいよね!」と話していたらあっという間に人が集まって、連れて行ってもらえることになりました。

スタッフの方のサポートがあるので、心配なく行けるのがとてもいいですよ。ここに通ったことで仲間も増え、活動の幅も広がりました。


仲間の存在が支えとなり

かわむー
かわむー

しっかりと目標を掲げてリハビリに励みつつ、時には仲間とともに旅行も楽しまれており、充実した時間を過ごされていることが伺えました。

これまでリハビリを続けてきた中で、つらかったことや大変だったことはありましたか?


金田さん
金田さん

杖がないと歩きづらいので、家には手すりをつけていますし、ところどころで人に助けてもらいながら生活しています。日常生活での不便さもありますが、「足が痛い」ってずっと嘆いていてもしょうがないので、できることを続けながら、前向きに笑顔でいることを大切にしています。


かわむー
かわむー

素敵な心がけですね。リハビリを継続するのは大変だと思いますが、これまで続けてきたなかで、嬉しかったことややりがいを感じた瞬間はありましたか。


金田さん
金田さん

ここに来ると仲が良い友達ができるので、ずっと楽しく通うことができています。みなさんと会えることが嬉しいですね。

集団体操とかスポーツとか、仲間と取り組めるメニューもたくさんあり、支え合いながら活動しています。


スタッフの方のサポートも手厚くメニューも豊富なので、常に動けて楽しいです。


メッセージ

かわむー
かわむー

最後に、リハビリを始めた頃のご自身へメッセージがあればお願いします。


金田さん
金田さん

とにかく前向きに!」というのが一番伝えたいことですね。

手術をした直後は、病院から帰ったら一人で生活しなくちゃいけなかったので、大きな不安を抱えていました。

だからこそ、「支えてくれる人がたくさんいるから、大丈夫!とにかく前向きにがんばっていこう」と、当時の自分に声をかけてあげたいです。


かわむー
かわむー

仲間との絆を大切に、旅行にでかける楽しみも作りながら上手にリハビリを継続されている金田さん、とても素晴らしいと感じました。

これからも目標達成に向けて取り組んでいかれることと思います。リハノワは、前向きにリハビリに取り組まれる金田さんをずっと応援しております。

本日は、貴重な声をお聞かせいただきありがとうございました。



かわむー
かわむー

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撮影:ひろし


以上、今回は愛知県豊田市のデイサービス「P-BASE高橋店」でリハビリに励まれている金田みち代さんにお話を伺いました。

一人でも多くの方に、金田さんの素敵な想いと魅力がお届けできれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともリハノワをよろしくお願いいたします!


かわむーでした。


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