24歳で会社設立!効率の良い適切な労働環境を整え、利用者様により良いサービスを提供したい。|理学療法士・中田恭輔さん

みなさんこんにちは、リハノワ.comのかわむーです!

本日は、24歳で会社設立、27歳で訪問看護ステーションを開設したという、
広島県廿日市市にある「うるおい訪問看護リハビリステーション」の代表で理学療法士の中田恭輔さんを取材してきたので、皆さんにご紹介したいと思います!

普段お仕事をされる中で感じることや、若くして起業された社長の熱い想いなど、その魅力にとことん迫っていきたいと思います!

かわむー
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うるおい訪問看護リハビリステーションさんの紹介はこちら

実際に中田さんが担当する利用者さんの声こちら

ぜひ合わせてご覧ください。

中田恭輔さん

かわむー
かわむー

中田さんが普段、理学療法士として関わられている方や専門分野を教えてください!


中田さん
僕が普段関わらせてもらっているのは、“生活期のリハビリテーション” です。

その中でも、
① 身体疾患と精神疾患を合併している方 
② 様々な疾患の影響で “廃用症候群” に陥っており家族の介護が大変な方

の対応をよくしています。
特定疾病・別表7疾病・別表8の状態の方も訪問リハビリテーションとして多く関わらせてもらっています。


かわむー
かわむー

中田さんが、“生活期のリハビリテーション” に関わられているのは、いつ頃からなのですか?

(※ちなみに、「リハビリテーションと病期」については、こちらの記事に簡単にまとめてあります。)


中田さん
大学を卒業後すぐに大学院へ進学し、そこで研究を行う傍ら理学療法士として整形外科の外来や訪問リハビリテーションを行っている病院(訪問リハ事業所)で、非常勤として1年間従事しました。

その翌年は、大学院で研究を行う傍ら、訪問リハ事業所と訪問看護ステーションに非常勤として1年間従事しました。


訪看ステーション立ち上げ

かわむー
かわむー

理学療法士になった始めの年から、研究を行う傍ら生活期のリハビリテーション、特に訪問リハビリの分野でご活躍されていたのですね。

大学院を卒業後は、どうされたのですか?


中田さん
自分で訪問看護ステーションを立ち上げたい と思い、大学院卒業後も訪問リハ事業所・訪問看護ステーションに非常勤として勤務しました。

訪問看護ステーション立ち上げに向けて、
 ① 訪問看護の制度
 ② 訪問リハビリテーションを行っていく上での目標設定
 ③ 多職種・他事業所連携
 ④ 組織運営
は、かなり勉強しました。

ですので、皆さんのように専門分野として「整形外科が得意です」「脳卒中が得意です」などというのは特にありません。


かわむー
かわむー

大学院生の時に、すでに “訪問看護ステーションを立ち上げたい” という想いを持っていらっしゃったんですね!驚きです!

大学院卒業後も、そのために勉強しながら働かれていただなんて、、、!

なぜ、自身で訪問看護ステーションを立ち上げたい!と思うようになったのですか?


中田さん
自分で訪問看護を立ち上げようと思い立ったのは、劣悪な労働環境(24時間365日対応のため、休みが休みでない状態で働いているetc)や経営者のピンはね、不正を目の当たりにしたからです。

適切な労働環境で効率よく働き、適切な給与を支給できる仕組みを作りたい。そうすることで、看護師・PTOTSTの労働環境を整え、その結果、利用者様により良いサービスを提供したい。

と思い、2017年1月に訪問看護ステーションを立ち上げました。



笑顔の支援

かわむー
かわむー

ここからは、中田さんが普段お仕事をされる中で感じる様々なことについてお聞きしていきたいと思います!

まずは、お仕事をする中で「大変だな」と感じることを教えてください。


中田さん
精神疾患を合併されている方、引きこもりがちな方といったモチベーションの低い方です。

しかし、大変ではありますが、こういった方たちのモチベーションが上がったり、できなかったことが出来るようになったり、笑顔をみることができた時は最高に嬉しいです。

やりがいを感じる瞬間

かわむー
かわむー

やりがいを感じる瞬間、経験などがあれば教えてください。


中田さん
以前、90代後半で整形疾患・心疾患のため長期臥床・入院となり、車椅子でサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に入居されたカナダ出身の方に関わることがありました。

関わり始めて約2ヶ月で、当初車椅子での移動だったのが、歩行器、4点杖、T字杖を経て、なんと何も持たずに歩けるようになりました。

ヘルパーとデイサービスでの入浴を利用されていましたが、「自立」となり終了しました。

この時、
Your job is great!と言われ、泣きそうになりました。

この施設には時々行く機会があるのですが、この前行った時に「〇〇さん、元気にしていますか?」と聞くと、「長野の別荘に行っています。いつ帰ってくるか分からないです。(笑)」と答えが返ってきて嬉しかったです。



全ての人のHappyを考える

かわむー
かわむー

最後に、中田さんが、セラピストとして “大事にしていること” や “モットー” があれば教えてください。


利用者様のためになることは勿論ですが、そのご家族やご友人たち、多職種といった周りの方の負担・悩みを軽減することを大切にしています。

セラピスト・看護師のエゴで、負担を増やすことはしないように常々注意しています。

かわむー
かわむー

中田さんらしい、暖かく素敵なモットーですね!

訪問リハビリに同行し働く様子を取材させていただいた際も、利用者さんからとっても信頼されており、非常に良い関係性を築かれていることが分かりました。

また、中田さんと話す中で、働く仲間をとても大切にされていることが度々伺えました。“ ぜひ一緒に働いてみたいな” と感じずにはいられないような素敵な社長さん。優秀なスタッフが多いのも、彼の人柄やその熱い想いに惹かれた人が多いからなのだと改めて感じました。

これからも地域から信頼されるステーションとして、さらなる飛躍を果たしていくこと間違いなし! かわむーは全力で応援しております!

中田さん、本日は本当にありがとうございました!






以上、本日は、広島県廿日市市にある「うるおい訪問看護リハビリステーション」の代表で理学療法士の中田恭輔さんを紹介させていただきました。


一人でも多くの方に、中田さんの素敵な想いがお届けできれば幸いです。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともリハノワ.comをよろしくお願いいたします!



かわむーでした。







※この取材は、本人の同意を得て行なっています。本投稿に使用されている写真の転載は固くお断りいたしますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

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