一般社団法人 りぷらす

みなさんこんにちは、リハノワ.comのかわむーです!

本日の事業所紹介は、2021年4月から提携することとなった「一般社団法人 りぷらす」さんです。

どんな事業をしているのか、なぜお手伝いすることになったのか等、私の想いも含め簡単にお伝えしていきたいと思います。

一般社団法人りぷらす

2013年 設立
宮城県石巻市を拠点に介護分野の事業を中心に展開中(代表理事 橋本大吾さんの記事はこちら

■ 法人理念
子どもから高齢者まで病気や障がいの有無にかかわらず、地域で健康的に生活し続けることができる社会を創造する

■ vision <目指す社会>
健康的な「ありたい暮らし」をカタチにできる社会を目指す

■mission<使命>
私たちに関わる人々および私たち自身が、健康的な「ありたい暮らし」をカタチにするために最適な取り組みをする

基本的姿勢<行動指針>
革新:大小問わず、日々革新、創造し組織と個人が成長する
家族:自分と家族の安心できる暮らしを基本とする
健康:自身の健康的な暮らしのために日々実践している事がある
共生:排除しない
   それぞれの人を受け入れる
   多様な方が暮らせる環境をつくる
最適:三方よし。売り手(りぷらす)、買い手(受益者)、世間(社会・地域・未来)にとって最善で最適を目指す

りぷらすの事業内容

りぷらすは、
① 介護・障害福祉事業 
② コミュニティヘルス事業 
③ 仕事と介護の両立支援事業
の、3本柱で事業展開されています。

介護・障害福祉事業
2013年5月より事業開始。
宮城県石巻市と登米市にて「デイサービス」を運営。
介護保険、障害者総合支援法、日中一時支援事業にて、高齢者や障害者、障害児を受け入れています。


コミュニティヘルス事業 
2014年9月より事業開始。
住民主体の健康づくり「おたからサポーター」を提供しています。


仕事と介護の両立支援事業
2016年4月より事業開始。
今後さらに増える事が予想される「介護離職」に対し、企業や個人を相手に仕事と介護の両立を実現するためのソリューションを提供し、介護離職を防ぎます。

かわむー
かわむー

私は2018年にりぷらすの存在を知ったのですが、「コミュニティヘルス事業」がきっかけでした。

住民と専門職がともに健康コミュニティの仕組みをつくる”というのに興味を持ちました。2020年度は、生協協同組合と協働し健康サポーターの養成に力を入れられたようです。

持続可能性のある仕組みづくり、生き生きとした地域づくり、がとても魅力的です。

なぜ、お手伝いすることになったのか?

私が2021年春からお手伝いさせていただく “きっかけ” になったのは、介護支援者を支えることの重要性を知り、そこにりぷらすが事業として力を入れていくと聞いたからです。

現在、日本における高齢者は約3400万人。その中で介護が必要となる高齢者(要介護者)は約660万人で、介護する人の数は約557万人いるといわれています。そして、介護をする人(介護支援者)の状態としては、子育てと介護を同時にしている「ダブルケア」の方が約25万人、介護により仕事をやめる「介護離職」の方が約10万人、さらに、4人に1人が抑うつ状態「介護うつ」と報告されています。

介護うつは、虐待や自殺につながると言われており、虐待は年間約15,000件、介護自殺は年間約180件起きています。


こういった現状を知った時、今後さらなる高齢化や在宅での医療・介護が必要とされる時代になる中で、この問題はさらに加速するのではないかと危機感を覚えました。そして、「過去・現在・未来 全てにおける介護支援者の支援」に力を入れる必要があるなと切実に感じました。

私の両親(60代)も現在祖父の介護中ですが、その両親もいつ介護が必要な状態になるかわかりません。その時がくるのは本当に突然です。近年、予防医療や介護予防の必要性が各方面で言われていますが、「介護離職の予防」もとても大切なことだと考えます。いつか介護をすることになる人は多いのではないかと思いますが、そのための準備をしておくことで、適切な介護環境を作る事ができ、介護のために仕事を辞めなくても済む可能性が高くなります。

自分自身も一将来の介護支援者として学びながら、この重要性を社会に広めていきたいと思ったため、今回りぷらすの下記事業をお手伝いすることになりました。

仕事と介護の両立支援事業
・介護支援者の声を届けるwebメディアの運営サポート
 介護webマガジン「ケアマガ

・介護支援者が集うcafeの運営サポート
 「ケアマガcafe」オンラインにて開催

・企業向け講座のサポート


リハノワ同様、今後ともよろしくお願いいたします。



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